あうとふぉっくすど! Outfoxed!
2~4人用の協力型推理ボードゲーム
概要
2014年に発売された協力型推理ボードゲームである。
販売元はGamewright、ゲームデザインはDepartment of Recreation(Shanon Lyon、Marisa Peña、Colt Tipton-Johnson)が担当した。
プレイ人数は2~4人、プレイ時間は約15~20分で、5歳以上を対象としたファミリー向け作品である。
プレイヤーは探偵となり、プラムパート夫人の大切なポットパイを盗んだキツネを探し出すために協力して捜査を進める。
サイコロを振って移動し、証拠を集め、容疑者を一人ずつ絞り込んでいくというシンプルなルールながら、本格的な推理ゲームの楽しさを味わえる作品である。
最大の特徴は、全員で協力して事件を解決することにある。
勝敗は個人ではなくチーム全体で決まるため、小さな子どもでも家族や友人と相談しながら楽しめる。
推理力や観察力だけでなく、協力することの大切さも学べる教育的なボードゲームとして世界中で高い評価を受けている。
販売元
海外版
・Gamewright
国内流通
・Kanga Games(中国語・英語版)
・各ボードゲームショップ(輸入版)
制作者
ゲームデザイン
・Shanon Lyon
・Marisa Peña
・Colt Tipton-Johnson
(Department of Recreation)
発売年
2014年
プレイ人数
2~4人
プレイ時間目安
約15~20分
ゲームストーリー
ある日、プラムパート夫人が大切に焼き上げたポットパイが何者かによって盗まれてしまった。
現場には複数のキツネがいたため、誰が犯人なのか分からない。
プレイヤーは探偵となって森や農場を巡り、さまざまな証拠を集めながら犯人を推理していく。
しかし、犯人のキツネも黙ってはいない。事件が長引くほどキツネは少しずつ逃走を続け、森の出口へ近づいていく。
キツネが逃げ切る前に真犯人を特定し、事件を解決することがプレイヤーたちの使命である。
遊び方
ゲーム開始時に16枚の容疑者カードの中から1枚が犯人として秘密裏に選ばれる。
プレイヤーは探偵コマを操作しながら盤面を移動し、
・手がかりを集める
・容疑者マスへ移動する
・サイコロによって行動を決定する
などを繰り返して捜査を進める。
本作最大の特徴は、「証拠デコーダー(Clue Decoder)」と呼ばれる専用ギミックである。
プレイヤーが入手した証拠チップをデコーダーへ入れると、
・帽子をかぶっているか
・ステッキを持っているか
・メガネをかけているか
・服装の特徴
などが判明する。
判明した特徴をもとに、条件に当てはまらないキツネを容疑者リストから除外していき、最後に残った1匹を犯人として告発する。
ただし、調査に時間をかけすぎると犯人のキツネが少しずつ出口へ近づいていく。
キツネが逃げ切る前に正しい犯人を特定できればプレイヤー全員の勝利、逃げられるか間違ったキツネを逮捕すると敗北となる。
シンプルなルールでありながら、「証拠を集める」「容疑者を消去法で絞り込む」という本格的な推理の楽しさを体験できる作品となっている。
キツネとの関係性
本作はキツネをテーマの中心に据えた推理ゲームである。
事件の犯人は16匹の個性豊かなキツネの中に紛れており、プレイヤーは証拠を集めながら真犯人を見つけ出していく。
登場するキツネたちは帽子やマント、蝶ネクタイ、眼鏡などを身に着け、それぞれ異なる特徴を持っている。まるで絵本に登場するキャラクターのような親しみやすいデザインとなっており、小さな子どもでも見分けやすい。
また、「Outfoxed」というタイトルには、「相手を出し抜く」「一枚上手である」という英語表現と、「Fox(キツネ)」を掛け合わせた意味が込められている。
キツネは欧米でも知恵やずる賢さの象徴として描かれることが多く、本作でも「犯人が巧みに逃げ回る」というイメージがゲームシステムへ自然に取り入れられている。
一方で、悪役として描かれるだけではなく、どのキツネもどこか愛嬌のある姿で描かれているため、事件を追いながらも温かみのある世界観を楽しめる作品となっている。
販売サイト
・Gamewright(公式)
https://www.gamewright.com/product/Outfoxed
・ゲームストア・バネスト
https://banesto.nagoya/view/item/000000009014
・駿河屋(中古)