めぎつね メギツネ

日本のメタルダンスユニット・BABYMETALによる楽曲である。2013年6月19日にメジャー2ndシングルとして発売され、BABYMETALがさくら学院から独立した後では初のシングルとなった。 重厚なメタルサウンドに、日本の祭りを思わせる掛け声や和の要素、演歌調のメロディーなどを組み合わせた「和洋折衷」の楽曲で、BABYMETALの初期を代表する一曲として知られる。現在もライブで披露される代表曲の一つであり、2026年の結成15周年公演でも演奏されている。

基本情報

アーティスト:BABYMETAL
タイトル:メギツネ
発売日:2013年6月19日
形態:シングル
レーベル:BMD FOX RECORDS/TOY'S FACTORY
収録アルバム:BABYMETAL

「メギツネ」は後に、2014年に発売されたBABYMETAL初のフルアルバム『BABYMETAL』にも収録された。

楽曲について

「メギツネ」というタイトルは「女狐(めぎつね)」をカタカナで表したものである。

楽曲では「女性」を大きなテーマとして扱っており、さまざまな表情を見せながら生きる女性の姿と「メギツネ」というイメージを重ねている。楽曲発売時の紹介では、女性は生まれながらにして女優であり、時にはかわいらしく、時には力強く姿を変えていくという「七変化」の世界観が打ち出された。

音楽面ではメタルを土台としながら、日本の祭りを思わせる掛け声や和楽器的な音色、さらにSU-METALによる演歌を思わせるメロディーなどが盛り込まれている。そのため、単に狐を題材とした楽曲というだけでなく、日本文化とBABYMETALのメタルサウンドを強く結び付けた作品となっている。

キツネとの関係

「メギツネ」は、タイトルそのものに「キツネ」が含まれているだけでなく、楽曲のビジュアルやBABYMETAL独自の世界観にも狐が深く関わっている。

ミュージックビデオや当時のビジュアルでは、日本の伝統的な狐面が重要なモチーフとして使用されている。和装を思わせる衣装と西洋的なゴシック要素を組み合わせることで、楽曲が持つ「和」と「メタル」の融合を視覚的にも表現している。

また、BABYMETAL自体が狐との関係が非常に深いアーティストである。彼女たちの世界観には「キツネ様」と呼ばれる存在が登場し、一般的なメロイックサインに似た手の形を「キツネサイン」として使用している。「メギツネ」は、そうしたBABYMETALにおける狐のモチーフが、タイトル・楽曲・衣装・映像のすべてに強く表れた作品の一つである。公式のライブストーリーにおいても現在まで「キツネ様」という存在が使用され続けている。

BABYMETALについて

BABYMETALは、メタルと日本のポップカルチャーを融合させた独自のスタイルを展開する日本のグループである。

BABYMETALにとって狐は単発的な楽曲モチーフではなく、活動全体を象徴する存在の一つとなっている。「キツネ様」「キツネサイン」をはじめ、狐を想起させる設定や演出が長年にわたって用いられており、「メギツネ」はその狐文化を理解するうえでも特に重要な楽曲である。

キツネを扱った楽曲として

「メギツネ」の特徴は、動物としての狐を歌った作品ではなく、日本語における「女狐」という言葉や狐面、日本文化における狐の妖しく変化するイメージなどを、現代的な女性像とメタル音楽へ落とし込んでいる点にある。

さらにBABYMETALそのものが「キツネ様」という独自の狐の世界観を持つため、単にタイトルに狐が入っただけの作品ではない。楽曲、映像、衣装、ライブ演出、そしてアーティストそのものの設定まで狐がつながっているという意味で、「ふぉくすなっ♪」で扱う狐関連楽曲の中でも特に狐との関係が強い作品といえる。

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