せいれいげんそうきあなざーている 精霊幻想記アナザーテイル
北山結莉によるライトノベル『精霊幻想記』を原作としたファンタジーRPGである。 G123にて2021年5月20日から配信されており、TVアニメ『精霊幻想記』初のゲーム作品として展開された。ゲームオリジナルの主人公が、リオやセリア=クレール、ラティーファなど原作・アニメでおなじみのキャラクターたちとともに冒険する。戦闘は最大10人編成のフルオートターン制バトルとなっている。 狐との関係では、主要キャラクターの一人である「ラティーファ」が公式に「狐獣人の少女」と明記されている。 そのため本作は、狐耳風のキャラクターが登場するだけではなく、設定上明確に狐系獣人が登場するゲームとして扱うことができる。
基本情報
タイトル:精霊幻想記アナザーテイル
略称:アナテイ
ジャンル:ファンタジーRPG
配信開始日:2021年5月20日
プラットフォーム:G123
基本プレイ:無料・ゲーム内アイテム課金制
原作:北山結莉『精霊幻想記』
本作はブラウザ上でプレイでき、ゲームを起動していない時間にもキャラクターが冒険を進める放置要素を持つ。
原作『精霊幻想記』
原作『精霊幻想記』は、前世と現世という二つの記憶を持つ少年リオを主人公とした異世界ファンタジーである。
スラム街で暮らしていた少年リオの中に、事故死した日本人「天川春人」の記憶が蘇り、異世界でさまざまな人物と出会いながら自身の運命へ向き合っていく。
『アナザーテイル』では、この原作世界や登場人物を基にしながら、ゲームオリジナルの主人公を加えた物語が描かれる。
ラティーファ
英名:Latifa
CV:楠木ともり
『精霊幻想記』および『精霊幻想記アナザーテイル』に登場する代表的な狐関連キャラクター。
公式キャラクター紹介では、
「奴隷としてユグノー公爵家に飼われている狐獣人の少女」
と明記されている。
そのためラティーファについては、
狐モチーフの少女
狐耳のような人物
という曖昧な分類ではなく、
「狐獣人」
として明確に狐との関係を示すことができる。
狐獣人
ラティーファの種族を理解するうえで最も重要なのが「狐獣人」という設定である。
公式ではラティーファについて、種族的に身体能力が高いことも説明されている。
つまり、狐要素は単なる外見上の装飾ではない。
狐系の獣人という種族そのものが、
身体能力
外見
出自
に関係している。
そのため狐Wikiでは、
狐耳キャラクター
↓
ではなく
↓
公式設定上の狐獣人
として扱うのが適切である。
外見
ラティーファは人間の少女に近い身体を持ちながら、頭部に大きな狐系の耳を持つ。
狐獣人であることが公式設定として明記されているため、この耳も単なるアクセサリーではなく種族的特徴として理解できる。
また、狐獣人らしい尻尾を持つ姿でも描かれる。
そのため、
人型
狐耳
狐の尻尾
を備えた獣人型の狐キャラクターである。
奴隷時代
ラティーファは物語序盤では、ユグノー公爵家に奴隷として飼われていた。
隷属の首輪によって命令へ逆らえない状態に置かれ、リオを暗殺するための刺客として差し向けられる。
過酷な環境の中で感情を押し殺しながら生きていたことが、初登場時の大きな特徴となっている。
狐獣人という種族は、彼女の外見だけではなく、この異世界に存在する人種・獣人社会の一部として物語へ組み込まれている。
リオとの出会い
ラティーファは主人の命令によってリオを襲撃する。
しかし、その後リオによって奴隷状態から解放され、行動をともにするようになる。
公式紹介でも、解放されてからはリオを、
「お兄ちゃん」
と呼んで甘えるようになることが説明されている。
このためラティーファにとってリオは、
暗殺対象
↓
自分を奴隷から解放してくれた人物
↓
兄のように慕う存在
へと変化していく。
遠藤涼音
ラティーファには、現代日本で生きていた人物の記憶が関係している。
アニメ公式キャラクターページでも「ラティーファ/遠藤涼音」として紹介されている。
これは『精霊幻想記』そのものの大きなテーマである、
異世界
前世
現代日本の記憶
とラティーファが深く関係していることを示す。
ただし、狐との関係という点では、
前世が狐だった
という意味ではない。
異世界でのラティーファの身体・種族が「狐獣人」である。
身体能力
ラティーファは狐獣人として高い身体能力を持つ。
公式紹介でも、
「種族的に身体能力が高い」
と明記されている。
これは、狐の特徴が単に耳や尻尾へ表れているだけでなく、獣人という種族性能にも関係している例である。
刺客としてリオへ差し向けられた背景にも、こうした高い身体能力が関係している。
精霊の民
奴隷状態から解放された後、ラティーファはリオと旅を続け、その後「精霊の民」と関係を持つようになる。
精霊の民にはさまざまな獣人系の人物が存在し、
サラ
オーフィア
アルマ
なども登場する。公式アニメサイトでもラティーファと並んでこれらの人物が主要キャラクターとして紹介されている。
ただし、精霊の民のキャラクターがすべて狐獣人というわけではない。
そのため狐Wikiでは、獣耳を持つ人物すべてを狐として分類しないことが重要である。
妖狐との違い
ラティーファは狐獣人であるが、日本の伝承に登場する「妖狐」ではない。
確認できる公式設定では、
九尾の狐
仙狐
天狐
狐火
稲荷神の使い
狐が人間へ化けた存在
などとは説明されていない。
そのため、
狐獣人:該当
妖狐:非該当
九尾:非該当
と分類するのが適切である。
人間に化けているわけではない
ラティーファの人型の姿は、狐が変化の術で人間に化けた姿ではない。
もともと「狐獣人」という人型種族である。
この点は、
妖狐
狐の化身
狐が少女へ変身したキャラクター
などとは異なる。
狐Wikiで分類する場合は、
「狐を基礎とした人型獣人」
に該当する。
アナザーテイルでのラティーファ
『精霊幻想記アナザーテイル』では、ラティーファは原作・アニメから登場する主要キャラクターの一人として実装されている。
ゲーム配信開始時の公式紹介でも、
ラティーファ
CV:楠木ともり
狐獣人の少女
として掲載されている。
最大10人のパーティへ編成して戦闘に参加させることができるため、狐獣人のラティーファを実際に育成・編成できるゲームである。
複数のラティーファ
『アナザーテイル』では、同じキャラクターに異なる衣装・名称・レアリティのバージョンが用意される。
ラティーファにも複数のバージョンが存在する。
その一例が、
「ラティーファ(小さな巫女)」
である。
2021年のゲーム内イベントではLR仲間キャラクターとして「ラティーファ(小さな巫女)」が登場した。
ラティーファ(小さな巫女)
ラティーファの限定衣装・別バージョン。
「巫女」という和風モチーフが加えられている。
狐獣人と巫女という組み合わせは、日本では稲荷信仰や妖狐を連想しやすい。
ただし、
ラティーファが稲荷神に仕える
妖狐になる
狐火を使用する
といった設定が公式に追加されたわけではない。
あくまで、
「狐獣人ラティーファの巫女衣装・別バージョン」
として扱うのが適切である。
限定衣装
『精霊幻想記アナザーテイル』では、原作キャラクターにゲーム独自のさまざまな衣装が用意されている。
公式のキャスト企画でも、声優が考案した衣装をゲーム内スキンとして実装しており、ラティーファに関連する衣装も展開されている。
そのため狐Wikiでラティーファを扱う場合には、
原作・アニメでの基本姿
ゲーム独自衣装
巫女などの別バージョン
を分けて記録すると整理しやすい。
狐との関係性
『精霊幻想記アナザーテイル』そのものは狐を主題としたゲームではない。
作品の中心となるのは、
異世界
転生・前世
精霊
リオたちの冒険
である。
しかし、主要キャラクターであるラティーファは公式に、
「狐獣人の少女」
と明記されている。
そのため本作における狐要素は非常に明確である。
ラティーファには、
狐獣人という公式種族設定
狐系の耳
狐の尻尾
高い身体能力
ゲームで育成・編成可能
巫女姿など複数のゲーム独自衣装
といった特徴がある。
一方で妖狐や九尾などの日本伝承上の狐ではなく、ファンタジー世界に存在する「狐系獣人」として描かれている。
シリーズ
『精霊幻想記』はゲーム単独の作品ではなく、ライトノベルを中心としたメディアミックス作品である。
精霊幻想記
北山結莉によるライトノベル。
ラティーファをはじめとするキャラクターや世界設定の原作となる作品。
TVアニメ『精霊幻想記』
2021年に第1期が放送された。
ラティーファはCV:楠木ともりで登場し、公式サイトでも「狐獣人の少女」と紹介されている。
精霊幻想記アナザーテイル
2021年5月20日に配信開始された『精霊幻想記』初のゲーム作品。
原作キャラクターを最大10人のパーティへ編成して遊べるファンタジーRPGであり、ラティーファも主要キャラクターとして登場する。
主な狐関連キャラクター
ラティーファ
→CV:楠木ともり。公式に「狐獣人の少女」と明記される。ユグノー公爵家の奴隷としてリオ暗殺の刺客となるが、リオに解放されてからは彼を「お兄ちゃん」と慕う。ゲームでは育成・編成可能。
ラティーファ(小さな巫女)
→『精霊幻想記アナザーテイル』に登場した限定バージョン。狐獣人であるラティーファに巫女モチーフを組み合わせた姿。
まとめ
『精霊幻想記アナザーテイル』では、主要キャラクター「ラティーファ」が公式に狐獣人として設定されている。
ラティーファは高い身体能力を持つ狐系獣人の少女で、物語序盤では奴隷としてリオを襲う刺客となるが、解放後は彼を兄のように慕う存在となる。
ゲームではラティーファを実際に仲間として育成・編成でき、「小さな巫女」などゲーム独自の衣装・バージョンも登場する。
妖狐や九尾といった伝承上の狐ではなく、「ファンタジー世界に存在する狐獣人」という点が、『精霊幻想記』における狐表現の大きな特徴である。