きつねのよめいり キツネの嫁入り
京都を中心に活動する日本のバンドである。2006年に活動を開始し、歌、ギター、ピアノ、ドラム、ベース、サックスなどを基本とした編成で、プログレッシブ・ロックやジャズなどを基調に変拍子を取り入れた独自の音楽を展開している。 「キツネの嫁入り」という、日本で古くから不思議な現象を表す言葉をそのままバンド名として掲げる、キツネにまつわる名称を持つアーティストである。
基本情報
アーティスト名:キツネの嫁入り
活動開始:2006年
活動拠点:京都
ジャンル:ロック、プログレッシブ・ロック、ジャズなど
出身地表記:京都府京都市
2026年時点の公式サイト掲載メンバーは以下である。
マドナシ:Vocal、Guitar
ひさよ:Chorus、Piano、Accordion
北村信二:Sax
伊藤拓史:Drum
佐々木諒:Trumpet、Flugelhorn、Violin
スモダトモヨシ:Bass
アーティストについて
キツネの嫁入りは2006年から京都を中心に活動している。
アコースティックギターやピアノなどを含む編成に、変拍子、プログレッシブ・ロック、ジャズなどの要素を取り込み、単純なジャンル分けに収まらない音楽を制作してきた。2024年からはトランペットやバイオリンも加わり、より幅広い編成で活動している。
また、自ら音楽イベント「スキマ産業」や「スキマアワー」を企画している。「スキマアワー」は「学校では教わらなかった音楽」をテーマとし、京都の元・立誠小学校などを舞台に開催されてきた。
主なアルバム
1st Album『いつも通りの世界の終わり』
2nd Album『俯瞰せよ、月曜日』
3rd Album『死にたくない』
4th Album『ある日気がつく、同じ顔の奴ら』
5th Album『Just Scratch The Surface』
さらに、活動20周年となる2026年には6thアルバム『LIFE』を10月21日にP-VINE RECORDSからリリースすることが発表されている。
キツネとの関係
最大の関係は、バンド名そのものが「キツネの嫁入り」であることである。
「狐の嫁入り」は、日本で古くから伝えられてきた狐にまつわる言葉である。代表的なのが、太陽が出ているにもかかわらず雨が降る「天気雨」を狐の嫁入りと呼ぶものである。このほか、夜の山野などに不思議な灯火が連なって見える現象を、狐たちの婚礼行列になぞらえる伝承もある。
バンドについて紹介したOTOTOYの記事でも、「狐の嫁入り」という言葉から一般的に天気雨が連想されることに触れられており、「キツネの嫁入り」という不思議な現象と、バンドの音楽が持つ独特の非日常感を重ね合わせて紹介している。
一方、公式プロフィールではバンド名そのものの具体的な命名理由までは明記されていない。そのため、狐伝承を音楽活動のコンセプトにしているとまでは断定できない。
それでも、日本を代表する狐伝承の名称をそのままアーティスト名として長年使用していることから、キツネに由来する名前を持つ日本の音楽アーティストとして明確な関連性を持っている。
活動
キツネの嫁入りは音源制作だけでなく、京都を中心としたライブ活動や自主企画にも力を入れている。
2006年の活動開始から2026年で20周年を迎えた。公式サイトでは現在もライブ情報や新作情報が発信されており、2026年には6thアルバム『LIFE』の発売と、それに伴う複数都市での公演が予定されている。
長期間にわたり「キツネの嫁入り」という狐に由来する名称を掲げて活動を続けている、日本のインディー音楽シーンにおけるキツネ関連アーティストの一つである。