ふぃっと とぅ ぷりんと Fit to Print
1~6人用リアルタイム・タイル配置ボードゲーム
概要
Peter McPherson氏がゲームデザインを手掛け、2023年にFlatout Gamesより発売されたリアルタイム・タイル配置ボードゲームである。
日本語版は2024年にケンビルより発売された。
プレイ人数は1~6人、プレイ時間は約15~30分、対象年齢は10歳以上となっている。
プレイヤーは、動物たちが暮らす町の新聞社で働く記者兼編集者となり、限られた時間の中で記事や写真、広告を集め、自分だけの新聞を完成させる。
リアルタイムでタイルを集めた後、紙面へ美しくレイアウトするという二段階のゲームシステムが特徴であり、スピードとパズル要素が融合した作品となっている。
『カスカディア』を手掛けた出版社Flatout Gamesと、『タイニータウン』のデザイナーPeter McPherson氏による作品としても注目を集めた。
販売元
・Flatout Games
日本語版
・ケンビル
制作者
ゲームデザイン
・Peter McPherson
イラスト
・Ian O'Toole
発売年
海外版:2023年
日本語版:2024年
プレイ人数
1~6人
プレイ時間目安
約15~30分
ゲームストーリー
動物たちが仲良く暮らす小さな町では、毎朝たくさんの出来事が起こる。
森で開かれるお祭り、かわいい子ギツネの誕生、リスの木の実集め、クマの目撃情報など、町中には新聞の記事になる話題があふれている。
プレイヤーは新聞社の編集者となり、誰よりも魅力的な記事を集め、写真や広告を組み合わせながら最高の朝刊を完成させる。
限られた紙面へどの記事を掲載するかは編集者の腕次第。締め切りまでに、多くの読者を満足させる新聞を作り上げることが目的となる。
遊び方
ゲームは全3ラウンドで行われる。
各ラウンドは、
・取材フェーズ
・レイアウトフェーズ
の2段階で進行する。
取材フェーズでは、制限時間内に中央へ並べられた記事タイル・写真タイル・広告タイルを片手だけで素早く集める。
欲しい記事だけを自分のデスクへ集め、不要なものは場へ戻す。
十分な記事が集まったと思ったら「校了(完成)」を宣言し、レイアウトフェーズへ移る。
ここでは、新聞ボードへ
・記事
・写真
・広告
・特ダネ
を隙間なく配置していく。
紙面には、
・記事同士の配置条件
・写真の位置
・広告の数
など、さまざまな得点条件が存在するため、限られたスペースへ効率よく配置しなければならない。
3日間(金曜・土曜・日曜)の新聞制作を終え、最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝利となる。リアルタイムでの判断力と、じっくり考えるパズル要素が組み合わさった独特のゲーム体験を楽しめる。
キツネとの関係性
本作は、動物たちが暮らす町を舞台とした作品であり、キツネは町で生活する住民の一員として描かれている。
キツネが主人公ではないものの、新聞記事やイラストにはさまざまな動物たちが登場し、その中にはキツネも含まれている。
新聞社というテーマらしく、町で起こる出来事を記事として掲載していくため、キツネも「町の住人」として自然に世界観へ溶け込んでいる。
イラストを担当したIan O'Toole氏による温かみのあるアートワークも魅力であり、動物たちは絵本のような可愛らしい姿で表現されている。
キツネ好きという視点では、キツネが主役ではないものの、動物たちが共存する優しい世界観や美しいイラストを楽しめる作品となっている。