あーくないつ アークナイツ

Hypergryphが開発し、日本ではYostarが運営するスマートフォン向けタワーディフェンスゲームである。 プレイヤーは製薬会社「ロドス・アイランド」の指揮官「ドクター」として、多数のオペレーターを編成し、「源石」や感染者をめぐる争いへ関わっていく。

本作そのものが狐を主題としたゲームではないが、世界には「ヴァルポ」と呼ばれる狐をモチーフとした種族が存在する。

ヴァルポのオペレーターには、

スズラン

アンジェリーナ

フランカ

シャマレ

パフューマー

ミルラ

ブリーズ

ススーロ

フロストリーフ

カッター

ヴァーミル

キアーベ

スチュワード

など、多数のキャラクターが存在する。ヴァルポはアークナイツ世界における「狐系種族」として設定されており、大きな耳と豊かな尾を特徴とする。

基本情報

タイトル:アークナイツ

英題:Arknights

ジャンル:タワーディフェンス/RPG

開発:Hypergryph

日本版運営:Yostar

日本版サービス開始日:2020年1月16日

対応機種:iOS、Android

基本プレイ:無料

ゲームでは「先鋒」「前衛」「重装」「狙撃」「術師」「医療」「補助」「特殊」といった職業に属するオペレーターを配置し、敵の進行を防ぐ。

ヴァルポ

「ヴァルポ」は、『アークナイツ』世界に存在する種族の一つである。

英語では「Vulpo」と表記され、名称は狐を意味する語に由来する。

ヴァルポは狐をモチーフとした種族で、

大きく突き出した耳

長く豊かな尻尾

などが代表的な特徴となっている。

狼をモチーフとした「ループス」や犬をモチーフとした「ペッロー」とは別の種族として扱われる。

そのため『アークナイツ』では、

「狐耳を持つ人間」

ではなく、

「狐を元にした人型種族」

が世界設定の一部として存在している。

狐そのものではないヴァルポ

ヴァルポは、日本の妖怪としての「妖狐」とは基本的に異なる。

人間へ化けた狐や、狐火を操る妖怪として一括りにされている種族ではなく、テラ世界に普通に暮らしている民族・種族の一つである。

ヴァルポには、

学生

傭兵

医療従事者

兵士

メッセンジャー

呪術師

などさまざまな人物が存在する。

そのため、

ヴァルポ=妖狐

とするのは正確ではない。

ただし、スズランのように九尾を思わせる特殊な血統を持つ者も存在する。

スズラン

CV:本渡楓

ロドス所属の★6補助オペレーター。

本名はリサ。

出身地は極東で、種族はヴァルポ。ただし通常のヴァルポだけでなく、父方から特殊な「神聖な血筋」を受け継いでいることがプロフィール上で示されている。

狐との関係という意味では、『アークナイツ』の中でも特に重要なキャラクターの一人である。

スズランと九尾

スズランの最大の特徴は、複数の豊かな尻尾である。

通常のヴァルポが一本の尾を持つことが多いのに対し、スズランは九尾の狐を思わせる複数の尾を持つ。

ヴァルポには遺伝的な背景によって複数の尾を持つ者が存在し、九尾はヴァルポにおける特殊な系統として扱われる。

スズラン自身も単なる狐耳の少女ではなく、

ヴァルポ

特殊な血統

九尾を思わせる複数尾

という特徴を持つ。

スズランの出自

スズランは極東生まれだが、母親はシラクーザに関係する人物であり、複数文化の背景を持つ。

プロフィール上では、父方の「神聖な血筋」を継いでいることが示されており、この血統が通常のヴァルポとは異なる特徴につながっている。

そのためスズランの狐要素は、

見た目だけの九尾モチーフ

ではなく、

血統そのものに由来する身体的特徴

として扱われている。

アンジェリーナ

CV:大橋彩香

本名:安心院アンジェリーナ。

シラクーザ出身の★6補助オペレーターで、種族はヴァルポ。

もともとはごく普通の学生だったが、鉱石病へ感染したことで生活が大きく変化し、その後ロドスへ関わるようになる。

ロドスではメッセンジャーとしても活動している。

アンジェリーナと狐

アンジェリーナは、典型的なヴァルポの特徴を持つキャラクターである。

頭部には大きな狐耳、腰には豊かな尾を持つ。

一方で、

九尾

妖狐

狐火

などの特別な妖狐設定があるわけではない。

狐を元にした種族「ヴァルポ」の若い女性という位置付けである。

そのため『アークナイツ』世界における「一般的な狐系人種」の代表例として見ることができる。

重力を操るアーツ

アンジェリーナは重力に関係するアーツを使用する。

補助オペレーターとして敵の移動を妨害したり、特殊な重力操作によって戦闘を支援する。

狐系キャラクターではあるが、能力そのものは狐火や変化などとは関係がない。

これはヴァルポという種族が、

「狐だから全員同じ妖術を使う」

わけではないことを示す一例でもある。

フランカ

CV:加隈亜衣

★5前衛オペレーター。

種族はヴァルポで、民間軍事会社「ブラックスチール」に所属していた傭兵である。

日本版でも初期から登場しているオペレーターの一人で、2024年には2本目となる回想秘録も追加されている。

フランカと狐

フランカは大きな狐耳と豊かな尻尾を持つヴァルポ。

ただしキャラクター性の中心は、

傭兵

剣士

ブラックスチール所属

リスカムとの関係

などである。

妖狐や九尾のような伝承的モチーフを持つキャラクターではなく、「ヴァルポという狐系種族の戦闘員」として描かれる。

シャマレ

CV:藤田茜

★5補助オペレーター。

シラクーザ出身のヴァルポで、身長138cm。

「モルテ」と呼ばれる人形を常に持ち歩き、呪いを思わせる特殊なアーツを使用する。

2020年12月10日に日本版へ実装された。

シャマレと狐

シャマレは狐系種族であるヴァルポに属する。

大きな耳と豊かな尾を持ち、外見からも狐モチーフが分かりやすい。

一方で、シャマレには「呪い」という強いオカルト要素がある。

出身地では「呪われた子供」として疎外されていたが、実際には源石の影響によってアーツが制御不能となり、周囲へ異常現象を引き起こしていたことが示されている。

そのため、

狐

呪術

人形

怪異

という、妖狐を連想させやすい要素を持つものの、公式設定ではあくまでヴァルポであり、妖狐という別種族ではない。

モルテ

シャマレが持ち歩く奇妙な人形。

シャマレの戦闘能力やキャラクター性と深く結び付いており、敵を弱体化させる能力にも関係する。

狐そのものとは直接関係しないが、

ヴァルポ

呪い

人形

という組み合わせによって、シャマレ独特の不気味な雰囲気が作られている。

パフューマー

★4医療オペレーター。

種族はヴァルポ。

ロドスでは医療分野で活動し、植物や香りに深い関心を持つ。

大きな耳と狐の尾を持つものの、キャラクター設定の中心は香料や植物療法であり、狐伝承との直接的な関係は薄い。

ヴァルポという狐系種族が、戦闘だけでなく医療や研究など幅広い職業へ就いていることを示す人物である。

ミルラ

★4医療オペレーター。

種族はヴァルポ。

薬学に関係する能力を持ち、ロドスの医療オペレーターとして活動する。

狐耳と尾を持つが、妖狐や狐火などの設定はない。

ススーロ

★4医療オペレーター。

種族はヴァルポ。

医師としてロドスへ所属しており、非常に真面目で医療に対して強い責任感を持つ。

狐系種族でありながら、キャラクターの中心テーマは医療である。

ブリーズ

★5医療オペレーター。

種族はヴァルポ。

狐耳と尾を持つ女性で、医療オペレーターとして活動する。

ヴァルポには医療職のキャラクターが複数存在し、狐という種族が特定の職業や能力へ限定されていないことが分かる。

フロストリーフ

★4前衛オペレーター。

種族はヴァルポ。

戦闘経験が長い傭兵で、冷気に関係するアーツを使用する。

名前や能力からは「氷」を強く連想させるキャラクターだが、種族としては狐系のヴァルポである。

カッター

★4前衛オペレーター。

種族はヴァルポ。

二本の刀を扱って戦う近距離オペレーターである。

日本版では2020年12月10日のイベント「闇夜に生きる」に合わせて登場した。

狐系キャラクターではあるものの、狐文化や妖狐伝承との直接的な関係は薄く、剣士としての設定が中心である。

ヴァーミル

★4狙撃オペレーター。

種族はヴァルポ。

弓を使用する狩人であり、野外での生存能力に長ける。

狐を元にした種族という点に加えて、自然の中で狩りをする人物として描かれているため、野生動物としての狐を連想させやすいキャラクターでもある。

ただし、公式上で狐の狩猟習性そのものを再現していると明記されているわけではない。

スチュワード

★3術師オペレーター。

種族はヴァルポ。

男性の狐系キャラクターの一人である。

『アークナイツ』では狐系キャラクターが女性だけに限定されておらず、男性ヴァルポも存在する。

スチュワードはその分かりやすい例であり、狐をモチーフとした一つの種族として男女が存在していることを示している。

キアーベ

★5先鋒オペレーター。

種族はヴァルポ。

シラクーザ出身で、機械や改造に興味を持つ人物。

狐を思わせる耳と尻尾を持つ男性キャラクターである。

戦闘では先鋒として味方の展開を支える。

ヴァルポとシラクーザ

ヴァルポはテラ各地に存在するが、特にシラクーザとの関係が深い。

アンジェリーナ

フランカ

シャマレ

キアーベ

など、シラクーザに関係するヴァルポが複数存在する。

一方でスズランは極東生まれであり、ヴァルポがシラクーザだけに住む種族というわけではない。

テラ世界の複数地域に分布する狐系種族として扱うのが適切である。

ヴァルポとループス

『アークナイツ』には、狐系のヴァルポだけでなく、狼系の「ループス」も存在する。

両者は大きな動物耳や尾を持つため外見が似る場合があるが、種族としては別である。

ヴァルポ

→狐がモチーフ

ループス

→狼がモチーフ

という違いがある。ヴァルポはループスやペッローとは文化的・生物的に区別される種族として設定されている。

そのため狐Wikiへ掲載する際には、見た目だけで判断せず、プロフィールの「種族:ヴァルポ」を確認するのが確実である。

九尾

『アークナイツ』には、ヴァルポの中でも九尾の狐を思わせる特殊な系統が存在する。

代表的なのがスズランである。

ヴァルポ全員が九尾になるわけではなく、九尾は特別な血統に関係する特徴として扱われている。

そのため、

ヴァルポ=九尾

ではない。

通常の狐型種族であるヴァルポの中に、九尾をモチーフとした特別な血統が存在するという形で整理できる。

妖狐との違い

『アークナイツ』の狐関連設定を理解するうえで重要なのが、「ヴァルポ」と「妖狐」を分けることである。

ヴァルポはテラ世界の人型種族であり、人間社会と同じように各地で生活している。

そのため、

人間へ化ける

狐火を操る

人を化かす

長寿の妖怪である

といった日本の妖狐に共通する設定はない。

ただし、

スズランの九尾

シャマレの呪術的なアーツ

など、一部のキャラクターには妖狐を連想させる表現がある。

それでも種族分類としてはヴァルポであり、狐の妖怪として一括りにしない方が正確である。

主なヴァルポのオペレーター

スズラン

→★6補助。極東生まれ。特殊な血統を持ち、九尾を思わせる複数尾が特徴。

アンジェリーナ

→★6補助。シラクーザ出身のメッセンジャー。重力に関係するアーツを使用。

フランカ

→★5前衛。ブラックスチール所属の傭兵。

シャマレ

→★5補助。シラクーザ出身。呪いに関係する特殊なアーツを持つ。

ブリーズ

→★5医療。ヴァルポの医療オペレーター。

キアーベ

→★5先鋒。男性ヴァルポ。

パフューマー

→★4医療。植物と香料に関係するオペレーター。

ミルラ

→★4医療。薬学に関係するヴァルポ。

ススーロ

→★4医療。医療に熱心なヴァルポ。

フロストリーフ

→★4前衛。冷気に関係するアーツを使う。

カッター

→★4前衛。二刀を使用するヴァルポ。

ヴァーミル

→★4狙撃。狩猟に長けたヴァルポ。

スチュワード

→★3術師。男性ヴァルポ。

このほかにもヴァルポに属する人物が存在している。

狐との関係性

『アークナイツ』そのものは狐を題材としたゲームではない。

しかし、狐をモチーフとする「ヴァルポ」が独立した種族として存在するため、狐との関係は深い。

特に、

狐耳

狐の尻尾

狐を元にした独立種族

男性・女性双方の狐系キャラクター

複数地域に暮らす狐系民族

九尾を思わせる特殊な血統

など、単なるキャラクターデザインを超えた設定が存在する。

スズランのように九尾モチーフが強いキャラクターから、アンジェリーナやフランカのような一般的なヴァルポ、シャマレのように呪術的要素を持つヴァルポまで、狐の表現にも幅がある。

そのため本作は、

「狐耳キャラクターが登場するゲーム」

というだけでなく、

「狐をモデルとした人型種族が社会の一員として存在する世界」

として見ることができる。

まとめ

『アークナイツ』では、「ヴァルポ」と呼ばれる狐をモチーフとした人型種族が存在する。

スズラン、アンジェリーナ、フランカ、シャマレなど多数のオペレーターがヴァルポに属しており、それぞれ異なる地域、職業、能力、人生を持っている。

中でもスズランは九尾を思わせる特殊な血統を持ち、一般的なヴァルポとは異なる狐要素を持つ。

単なる狐耳キャラクターではなく、狐型の種族そのものを世界設定へ組み込んでいることが、『アークナイツ』における最大の狐要素である。

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