ぶちまろ ぶちまろ
ぶちまろは、大内氏の殿様と湯田温泉に伝わる白狐伝説をモチーフにした、山口商工会議所青年部の公式キャラクターである。
概要
山口市の歴史や文化、観光の魅力を発信するご当地キャラクターである。山口商工会議所青年部の創立35周年を記念して誕生し、2012年ごろから活動している。
中世の山口を治めた大内氏の殿様と、湯田温泉を発見したと伝えられる白狐を組み合わせた姿が特徴である。丸みを帯びた体とゆったりした動きにより、山口らしい雅やかな雰囲気を表現している。
なお、「山口県商工会議所」のキャラクターではなく、正式には山口市を拠点とする「山口商工会議所青年部」の公式キャラクターである。山口商工会議所青年部公式サイト
基本情報
項目 | 内容 |
|---|---|
名前 | ぶちまろ |
読み方 | ぶちまろ |
分類 | ご当地キャラクター、商工会議所キャラクター |
所属 | 山口商工会議所青年部(山口YEG) |
活動地域 | 山口県山口市 |
誕生 | 2012年ごろ |
誕生目的 | 山口商工会議所青年部創立35周年の記念 |
モチーフ | 大内氏の殿様、湯田温泉の白狐伝説 |
好きなもの | ういろう、温泉 |
趣味 | 足湯巡り |
特技 | 俳句 |
性格 | 気分屋で、時に挑発的、時に穏やか |
外見・動作 | 丸みのある体とゆったりした動き |
名前について
「ぶちまろ」という名前の詳しい由来は、公式サイトでは明記されていない。
「ぶち」は山口県の方言で「とても」「非常に」を意味する言葉であり、「まろ」は貴族や公家を思わせる古風な響きを持つ。この二つを組み合わせ、山口らしさと大内文化の雅な雰囲気を表した名称と考えられる。
キャラクターの特徴
ぶちまろは、一般的な動物型のキツネではない。大内氏の殿様を中心とした人型の姿に、白狐を思わせる耳や尻尾などの要素を取り入れた複合的なキャラクターである。
丸々とした体形と、のんびりした動作が特徴である。一方、性格には「時に挑発的」という意外な一面も設定されており、単なる穏やかな殿様ではない個性を持っている。
誕生の経緯
ぶちまろは、山口商工会議所青年部の創立35周年を記念して誕生した。2015年の公式記事では活動が「実働4年目」と紹介されており、2012年から本格的に活動していることが分かる。山口商工会議所青年部「ぶちまろの今」
山口市を代表できるマスコットとして、歴史上の大内氏と湯田温泉の白狐伝説という二つの地域資源が採用された。
大内氏との関係
大内氏は、中世の山口を本拠地として栄えた守護大名である。京都の文化を積極的に取り入れたことで、山口には「西の京」と呼ばれる独自の文化が形成された。
ぶちまろの殿様らしい衣装や雅な雰囲気は、この大内文化を表現したものである。単に歴史上の特定人物を再現したキャラクターというより、大内氏とその時代の山口文化を象徴する存在としてデザインされている。
湯田温泉の白狐伝説
山口市の湯田温泉には、傷を負った白狐が池の湯で傷を癒やしていたことから温泉が発見されたという伝説が残されている。
ぶちまろに見られる狐の耳や尻尾は、この白狐伝説に由来する。公式にも「大内のお殿様と伝説の狐がモチーフ」と説明されている。日本ご当地キャラクター協会
主な活動
ぶちまろは、山口商工会議所青年部が行う地域振興事業や、市内の祭り、観光イベントなどに登場する。
これまでに「山口七夕ちょうちんまつり」や「日本のクリスマスは山口から」などの地域行事に参加したほか、ゆるキャラグランプリへの出場経験もある。ゆるナビ「ぶちまろ」
山口市の観光資源や歴史文化を紹介し、市内外へ山口の魅力を伝えることが主な役割である。
キツネとの関係性
ぶちまろの狐要素は、湯田温泉の白狐伝説に由来する。そのため、生物としてのキツネをそのまま擬人化したキャラクターではなく、「大内氏の殿様」と「伝説の白狐」が融合した存在と位置付けられる。
狐の神秘性と殿様の雅やかさを併せ持つ点が、ぶちまろ最大の特徴である。