あとらぷ・もわ・し・てゅ・ぷー あるばりーにょ 2025 れ・どめーぬ・おーりおる アトラプ・モワ・シ・テュ・プー アルバリーニョ 2025 レ・ドメーヌ・オーリオル
Attrape-moi si tu peux Albariño 2025は、フランス南部・ラングドック地方のレ・ドメーヌ・オーリオル(Les Domaines Auriol)が手掛ける白ワインである。ラングドック地方では比較的珍しいアルバリーニョを100%使用したキュヴェで、辛口の白ワインとして造られている。2025年ヴィンテージは日本でも流通しており、狐を描いた印象的なラベルも大きな特徴となっている。
生産者:レ・ドメーヌ・オーリオル
生産国:フランス
地域:ラングドック地方
種類:白ワイン
ブドウ品種:アルバリーニョ100%
ヴィンテージ:2025年
容量:750ml
味わい:辛口
狐との関わり
本商品の最大の狐との関わりは、ラベルに描かれたキツネである。
日本の販売店では2025年ヴィンテージについて「キツネのラベル」と明記されており、そのキツネはフランスの国民的作家ジャン・ド・ラ・フォンテーヌが17世紀に発表した寓話をモチーフにしていると紹介されている。
ラ・フォンテーヌは、イソップ寓話などを基にした『寓話詩』で知られる作家であり、狐が登場する物語も数多く残している。
したがって本商品は、単にワインのラベルに動物として狐を採用したものではなく、フランス文学における「寓話の狐」をデザインへ取り入れたワインといえる。
「ふぉくすなっ♪」では、ワイン・狐・フランスの寓話文化を結び付ける商品として紹介価値の高い一本である。
商品名の意味
「Attrape-moi si tu peux」は、フランス語で「捕まえられるものなら捕まえてみて」という意味を持つ。
日本の正規輸入元であるヌーヴェル・セレクションでも、「アトラプ・モワ・シ・テュ・プー」を「捕まえられるものなら捕まえてみて」と紹介している。
キツネを描いたラベルと「捕まえられるものなら捕まえてみて」という名前の組み合わせからは、素早く人間を翻弄する寓話のキツネを思わせる世界観が感じられる。
ただし、商品名そのものが特定の狐寓話の題名に直接由来するとする公式な説明までは、今回確認できた資料には記載されていない。
レ・ドメーヌ・オーリオル
レ・ドメーヌ・オーリオルは、フランス南部ラングドック地方のレジニャン・コルビエール村を拠点とするワイン生産者である。
ヴィアラード家は1940年代からブドウ栽培を行っており、1998年に協同組合から独立して自社瓶詰めを開始した。
2000年には3代目のクロード・ヴィアラードが家業を継承し、「レ・ドメーヌ・オーリオル」を設立した。現在はビオロジックやビオディナミの認証を受けた畑を含む自社畑を所有するとともに、多数の契約農家とも協力してワインを生産している。
ワインはフランス国内だけでなく約40か国へ輸出されており、ラングドックを代表するワインメゾンの一つとして紹介されている。
アトラプ・モワ・シ・テュ・プー シリーズ
「アトラプ・モワ・シ・テュ・プー」は、レ・ドメーヌ・オーリオルが展開するワインシリーズである。
ラングドック地方では比較的珍しい品種や、自由な発想によるワインを展開するシリーズとして位置付けられている。正規輸入元では、アルバリーニョやシュナン・ブラン、オレンジワインなどがラインナップとして紹介されている。
生産者側のラインナップでは、
・アルバリーニョ
・シュナン・ブラン
・マルベック
・オレンジワイン
などが確認できる。
それぞれラベルに異なる動物が採用されており、2025年のオレンジワインではハリネズミが描かれている。
その中でアルバリーニョを象徴する動物がキツネとなっている。
特徴
2025年のアトラプ・モワ・シ・テュ・プー アルバリーニョには、アルバリーニョが100%使用されている。
使用されるブドウの平均樹齢は約15年で、ステンレスタンクで発酵した後、そのまま約6か月間熟成される。
アルバリーニョはスペイン北西部やポルトガル北部で特によく知られる白ブドウ品種であるため、南フランスのラングドックで栽培されたアルバリーニョという点も本商品の特徴となっている。
レ・ドメーヌ・オーリオルでは、こうしたラングドックでは珍しい品種を積極的に取り入れることで、「アトラプ・モワ・シ・テュ・プー」シリーズの個性を表現している。
ラベルの狐とラ・フォンテーヌ
本商品を「ふぉくすなっ♪」で紹介するうえで特に注目したいのが、フランス寓話文化との関係である。
ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの『寓話詩』には狐が登場する作品が複数存在し、狐は知恵や狡猾さを持つ登場人物として描かれている。
日本でもよく知られる「狐と葡萄」や「烏と狐」なども、ラ・フォンテーヌが取り上げた代表的な寓話の一つである。
アトラプ・モワ・シ・テュ・プー アルバリーニョのラベルについても、このラ・フォンテーヌの寓話をモチーフとしていることが販売資料で明記されている。
ただし、確認できた資料では「どの寓話を直接モチーフにした狐なのか」までは特定されていない。そのため、「狐と葡萄の狐である」などと断定せず、「ラ・フォンテーヌの寓話をモチーフにした狐」と紹介するのが正確である。
豆知識
「アトラプ・モワ・シ・テュ・プー」シリーズは、動物を取り入れたユニークなラベルと、ラングドックでは珍しいブドウ品種やワインスタイルを組み合わせている。
例えば2025年のオレンジワインにはハリネズミが描かれ、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカ、ヴィオニエ、グルナッシュ・ブランを組み合わせたワインとなっている。
一方、アルバリーニョではキツネが採用されているため、ボトルの動物を見ることでシリーズ内の商品を識別できる楽しさもある。
また、日本では2025年ヴィンテージが「キツネのラベル」として明確に販売されていることから、狐ラベルのワインを収集する場合にも見つけやすい商品である。
関連項目
- レ・ドメーヌ・オーリオル
- アルバリーニョ
- ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ
- 狐と葡萄
- 烏と狐
- ラングドックワイン
- フランスワイン
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